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    Leena Lumme の本   レーナ・ルンメ
Leena Lumme (1941〜)

レーナ・ルンメは、フィンランド三大古城のひとつがある町として知られ、夏は1日かけて楽しむ湖のクルーズの出発点ともなっているハメーンリンナ出身のイラストレーターです。彼女が絵画の教師資格を取って社会に出たのは、1967年のこと。既に、手がけた児童書や絵本の作品数は相当なもの。また、フィンランド国内外でイラストの展覧会に参加しています。
 
 
     
レーナ.ルンメが手がけた作品をひも解くと、彼女の描く子どもたちは、丸みをおびた面長のだんご鼻。そして、鼻のてっぺんは、ちょっと上を向いていて、赤みがかり、ほっぺもうっすら赤くなっていて、北の国の子どもそのもの。ヨーロッパ人でありながら、なんとなく親近感が沸く、フィンランド人の優しくて愛嬌のある顔の特徴がよく表れています。その絵からは、フィンランド人の髪質までもが感じられ、日本人と違い、軽くて薄いブロンドや茶色なのだなということがよくわかります。おかっぱや小さなおさげ髪の女の子たちは、本当に、公園で遊んでいる子どもたちそのままです。

カラーのイラストを見ると、部屋の中の様子を描いた部分の色合いはフィンランドの本当の姿よりもカラフルな色使いになっていますが、それは、フィンランド人イラストレーターたちの描く素敵な特徴が現れているといえるでしょう。しかし、登場人物たちは、町の中で見かけるフィンランド人がそのまま描かれていて、季節感たっぷりの服装や、部屋の中での過ごすときと外遊びの時の格好も、描かれた時代の流行さえも判るように描かれていますし、フィンランド人の素朴さが楽しく表現されています。

レーナ・ルンメがイラストを手がけた『Mansikkaheina-Lasten oma mariakirja』(「イチゴ野原〜子どものためのベリーの本」 出版社Lastenkeskus)は、2001年のフィンランド・ジュニア文学賞の候補作品に挙がりました。また、『Silla sipuli-Kasviksia kasvaville』(「玉ねぎはこうしてできる〜植物を育てる人へ」 出版社Lastenkeskus)は、2001年のお料理本賞を受賞。その他,、青少年向けの百科事典や図鑑などの作品作りに携わっている作家やイラストレーターに贈られる、知恵のふくろう賞も受賞しています。
 

(上山美保子) 
 

レーナ・ルンメの本はこちら 詳細

       
 
 
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