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眠りなさい、ベスタ・リンネア Nukuhan jo, Vesta-Linnea
絵:Salla Savolainen
文:Tove Appelgren
215×295mm 34頁
2003年
TAMMI刊
ベスタ・リンネアは寝なくてはなりませんでした。 お母さんがお話を2つ読んでくれて、お兄さんのパウル・アクセルに「お休みなさ い」を言い、 妹のベンドラにキスをしました。 リンネアはビクトルをも抱きしめて、お母さんはさらにリンネアのために歌もう たってくれました。 リンネアはベッドに横になり、周りの音を聴いていました。 リンネアは腕にぬいぐるみを抱いてちょうど眠くなった頃お母さんの笑い声が聞こ えました。 「何がそんなにおもしろいの?テレビでも見てるの?何であたしはテレビを見ちゃ い けないの?」 リンネアはイライラしてきました。 「なんであたしは一人で寝なきゃならないの!」 というのも、リンネアは毎晩どうしても眠れないのです。リンネアは毎晩何度も怖 い 夢を見てお母さんのベッドに もぐりこんでしまうのです。それでお母さんはよく 寝れないのですけれどね。 そして朝になったらお母さんは眠れなくて目の周りがパンダみたいに 黒くなってしまいますし、一体どうしたらいいのでしょう? トーベ・アッペルグレンとサッラ・サボライネンの共同で制作した前作の絵本 「ベスタ・リンネアと怪物お母さん」はフィンランド、スウェーデン、ノルウェー デンマーク、ドイツにおいて発表されました。 (片平有紀)
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