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掌の上でフィンランドの森から生まれた10のお伽話 Kasikapalassa

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絵:Pirkko-Liisa Surojegin 文:Eija Timonen
257×238mm 72頁
2004年
TAMMI刊

鍛冶屋の弟子になり、手にやけどを負ったオオカミの復讐によってオオカミの姿に変えられた鍛冶屋の息子アンティ(「オオカミと人の影」)、元気でかわいらしい少女ヒルッカと、ヒルッカを花嫁に欲しがるクマ(「クマと森の少女」)、病気の妹を救う手段を求めて動物たちに助けられながら旅をする兄ペッカ(「カワカマスの責任」)、娘を亡くした奇妙な姿の生き物の住む屋敷に歌を歌いに行くエッリ(「水底のお屋敷」)、村から消えた動物たちを探すためにフクロウになって大空を飛び回る少年タネリ(「羽の服」)、この世にまたとない美しい2頭の牛につれられて湖に潜ったマリアは水底に埋まる鐘を見つける(「マリアの鐘」)、おじいさんの歯の痛みを小箱に入れて世界の果てに葬りに行くおんどり(「おんどりとおじいさん」)、人間たちが動物たちの住む森に侵略しているにも関わらず、少年カッレを助ける森の王様ヘラジカ(「少年と冠をかぶったヘラジカ」)、約束の日に花婿に会えなかった少女はワシミミズクに姿を変えて花婿を探し、白い骨となっていた花婿に命を吹き込む(「ワシミミズクと花婿が欲しいお手伝い」)、カササギは自由にしてもらうことと引き替えに、おじいさんタウノに十分な収穫と鳥の言葉を教えることを約束する(「カササギの約束」)。
この本は動物と人間による10の物語で構成されています。時にはお互いに腹を立てたりおびえたりしながらも、助け合い、手を取り合って暮らしている姿が描かれています。登場する動物たちは強くて純粋で愛らしく、フィンランドの森の様子が伝わってくるようです。                                      (中村朱希)

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